人間は星のかけらから生まれた

以前、TVでやっていた話がとても興味深い話がありましたので書いておきます。
人間と宇宙-とても深い繋がりがあると感じられます。

　　　　　　　　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　

　我々の体を構成しているものは、全て元素が基本ですが、その体に入っている元素はどこからやってきたものでしょうか？

　それはどこから作られるものでしょうか？
　元素は人間の力で作れない物です。

　太陽で作られるものは水素とヘリウムだけで、原子の質量は一番軽い物です。　それ以外の元素は太陽以外の熱でないと出来ません。

　人間を作り出す元素は元々宇宙にあったものです。
　
　太陽より古い星を調べることでどんな元素があったがわかります。
南極に落ちた隕石を調べると、シリコンの結晶・鉄・ニッケルが出てきます。
それはどこから来たのでしょうか？　　

　それらは地球に落ちてきた星の残骸ではないのでしょうか。　

　宇宙の始まりは水素とヘリウムです。
それが太陽系が出来る頃、さまざまな元素ができました。
　
　その元素はどこで作られているのでしょう？　

　星が終わりに近づくと赤色巨星となり、膨張してくると核融合が起こり、炭素が出来、窒素・酸素も出来ます。

　生命のDNAを調べると二重らせんとその内側に塩基があります。
　
　その塩基は今言った、酸素・窒素・炭素・鉄で作られています。　
それではそのらせんを作っているリンなどはどこからきたのでしょうか？

　赤色巨星より大きいアンタレス、巨星より60倍もあるオリオンのベテルギウス、カシオペア座、爆発の残骸（5000万度）塩素の塊・カルシウム・シリコンとなります。
　それらの星が7億度・30億度・50億度の爆発で色々な元素を作り出し、大爆発を起して鉄より思い元素を作り出しました。それらが数千km/秒で宇宙空間に広がりました。　

　あらゆる元素が星から生まれたのです。　

　人間の元素である血液作る鉄やリンが作られたのです。　
宇宙と人間は深いつながりがあります。　
人間は星のかけらからうまれたのです。

元素の起源